歩兵隊の一部と騎馬隊は船上から珪の王都―燦城に攻め込む。突撃を掛ける訳だ。

勿論敵に斥候が居ないとは思えぬ。だからこそ、篭城戦にしてしまえばいいのだ。

騎馬隊を使わせない。弓と弩、せいぜい投石くらいしか武器を与えないようにする究極の戦法となる。

また、燦城の門を破ってしまえばこちらのもの。そのまま街になだれ込み、本陣で指揮を執る珪王を殺す。