「えっと…これをみじん切りにすると・・・痛っ!!」



私は、包丁で指を切ってしまった。指から血が出てきた。




「優羽!!」


すると達也がキッチンに入ってきた。



「たっ、達也!?どうして…?」


私はびっくりした。



「優羽!指を切ったのか!?」


達也は私の手をとって指を見た。



「うん。そうだけ………!!」


そう言った瞬間、達也は私の指をなめ始めた。



「達也//」


私の顔が自然と赤くなる。



「泉!救急箱!」


「はっ、はい!」


泉さんは、すぐに救急箱を取りに行った。



「――ごめんなさい…」


達也が手当てをしてくれるなか私は謝った。


だって…任された仕事をこなせなかったから。