「…1人で作ります…達也は頑張れって言ってくれたんです。だから私も1人で頑張ります」


少しでも気持ちに答えたい。



「そうですか…頑張ってください!」



「はい!」


…そう言ったものの…何を作ったらいいんだろう――?



結局、私はハンバーグとポテトサラダを作ることにした。




だけど…



「熱っ!!」



私は誤って火にかけている鍋に触ってしまった。
これで何回目だろう…ι



「大丈夫ですか!?優羽様!?」


泉さんが心配して近づいてきてくれた。



「手当ていたしましょう!」



「いえ。大丈夫です」


私は再びキッチンに向かった。


泉さんは心配しながらも私を見守ってくれている。