「駄目だよ!」


私の顔が少し赤くなる。



だって…私は一緒に住むといっても全部、別々だと思って来たし、一緒の部屋なんて…



私が内心焦ってると本条が笑って



「安心しろ。さすがの俺も一緒に寝たりしないから。それ以外はここにいるがな」



「そっか…」



それなら、ちょっと安心かな…


「何?襲ってほしかった?」


本条がニヤッと笑う。



「そんなこと思って無いわよ!変態!!」



なんで変なことばっかり言うんだろ。



「それは残念」



私はベッドに座っていたら本条はイスを私の前に持ってきて座った。



「いくつか説明しとく。
1つはここに住むことは誰にも秘密。学校じゃ俺達は前と同じ他人だ」