「だって…極道や会社を継ぐために頑張ってるんでしょ?
学校の勉強もあるのに放課後には仕事もして」



ムカつく奴だけど…私は素直にそう思った。
私にはできないよ。



「ふ~ん。でも優羽はそのスゴい人と結婚するんだぜ」


本条はニヤッと笑った。



私は、あっと思って顔が赤くなった。



「だから私は認めてないんだから~//」



「それ却下だから」



また言われた…ι



ウ″~と唸る。



「優羽は、そんなに俺が嫌い?」


本条が真顔で聞いてきた。



えっ?

私は…会ったときは最悪な奴だと思ってた…


なのに…何でだろう…?真実を聞いて、本音を聞いて…

私・・・一緒にいることがそんなに嫌じゃい…むしろ少し楽しいって思ってる…?