「私だって、もっと食べたかったのに…お母さん達が変なこと聞くから食べれなかったな…」


俯き加減でポツリと呟いた。




「そういえばさ…」


達也がそう言いながらドサッと後ろからのっかってきた。



「なんで俺との関係を聞かれたときにむせたわけ?」



ドキッ!

そこはちゃんと聞いてたんだι



「だ、だってびっくりしたんだもん。恥ずかしいし//」



「俺ら別にやましい関係じゃないじゃん。皆、知ってることだし」



確かに私達が付き合い始めたころに一応、両家の親には伝えた。


私の父さん以外は喜んでくれたけど。



「そうたけど…やっぱり周りにはあんまり達也のこと言いたくないんだよね」