ギクッ!!


それは…ι



図星を言われて言い返せない。



確かに私は恋愛にはあんまり興味はない。
昔、付き合ったことはある。

でも、そのときの記憶からか男子とそういう関係になるのは避けているんだよね。



「それに何で婚約したの?相手の人って何かやってるの?」


へ?


莉奈の言葉に私はなんで?っていう顔をした。



「だってさ、婚約ってあんまりないじゃん。
そりゃあ家が金持ちとか会社の社長とかだったらそういう話は聞くけど、優羽の家ってそういうのしないでしょ?」



た…確かにι



「いくら親同士が仲がいいっていったって、ちょっとおかしいよ。
で、相手側に何かあるのかなって思って」