すると莉奈はどんどん笑顔になっていった。



「いいじゃん!イケメン☆うらやましいよ~!」



はぁ~~!?
何がいいのよ。
こっちはいい迷惑なのに。


…まぁ、莉奈はイケメンとか好きだからそう思うのも仕方ないのかなぁ…ι



「でもさ、早すぎない?!私、まだ16なのに‥」



「まぁ…確かに早いよね。でも今すぐ結婚じゃないんでしょ?」



私と違って莉奈は冷静だ。



「うん…同い年だから。
でも婚約者がいたら恋愛とかいろいろ自由にできないじゃん」


「う~ん、確かにそうだね。
てか、優羽って恋愛する気あるの?優羽って合コンとか誘っても全然来ないじゃん!」



莉奈の視線が突き刺さる。