「…私は…ただ好きな人と結婚したいのに…」



神様は何でこんなにも意地悪なんだろう…



「それなら簡単な話だ」


本条の声が聞こえる。。



「なぁ」


本条はいつの間にか私の隣にいた。

私は顔をあげて睨んだ。



「なに……!!」

なによ!と言おうとしたら信じられないことが起こった。




だって…私が顔をあげた瞬間、

私は本条にキスされた。




私は理解が出来ず呆然とした。


そして意識が戻って本条から急いで離れた。



「な・・・何するの!!??//」



私の体温が上がる。


私の顔は真っ赤になった。



でも本条は冷静で


「だったら俺を好きになればいい。それだったらお前の願いも叶うだろ?」