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「優羽、何かあった?」



バタバタしながら準備して学校につくと莉奈が顔を覗いてきた。



「ううん!何もないよ」



実は部屋を出て鏡を見るとキスマークが他にもあって…

朝から隠すのに一苦労だったんだよね。



私は苦笑いした。




「そう?せっかく3年生になったんだから楽しもうよ!」


莉奈はニコッと笑った。



そう。
私達は先月から高校3年生になりました。



まぁ、達也の家のこととかで大変だったから気にもとめてなかったけどねι



クラス替えもないしあんまり変化はないけど。



そして相変わらず達也とは完璧の他人を演じ中。