じゃあ他の理由は?って聞きたかったけど、お母さんと紗幸さんが楽しく話し出したので私は無駄だと思い、おとなしく座っていた。



すると、紗幸さんが手を叩いた。



「さてと!親ばっかり話していても駄目だから一旦、2人っきりで話し合いでもしてもらいましょうか」


と紗幸さんが提案すると



「そうね!」


と言って3人は部屋をでていこうと立ち上がった。



「ちょ…ちょっと待ってよ!」

私は3人を止めようした。


けど私の制止を気にもとめず出て行ってしまった。



結局、部屋には私と本条だけ残される。



私は聞きたいことはたくさんあったけど、どう話しかけたらいいのかわからなかったので伏せた。



どうしてこんなことになるのよ~!!