怪しげな雰囲気が漂う。 ここに私の目指す場所がある。 とある建物の中に入る。 昼間なのに夜みたいに日差しが出ていない。 私はエレベーターに乗り、6のボタンを押した。 エレベーターが止まり、目的の場所を探す。 「608号室…あった」 私はインターホンを押した。 「はい」 低くて興奮する声。 「雅です」 「入って」 私はドアを開けた。 #