カッコ悪いよ、
いつまでも
おばあちゃんに
助けてもらってたら。



「ありがと、おばあちゃん。
でも、大丈夫だから」

「そうかい?」

「うん」



「へぇ、優作が
自分で泣き止んだ。
少しは強くなったじゃん」

お姉ちゃんは
さらっと言った。