「絢?どうした?」



「圭介。ううん。別に。」



「そっか。寒いから中は入ろう!」




圭介の声を聞いても顔を見ても不安な気持ちは消えなかった。




「絢~今日はどこ行く?」



「佑香。今日は圭介と2人にしなきゃ!」



「あっ。そうか~ごめんね!」



「ははっ!いいよ。でも今日は2人でいたいよな~」


「「わぁ~惚気てる~」」







「・・・・・・・あたし用事できちゃった。
 ごめんね。」



「まじで?」


「ホントごめん。」


「そっか~今日は絢が主役だからな。」



「じゃ今日は解散だな!」




圭介の一言でみんな解散した。

翔君と佑香は2人で出かけて行った。






「じゃあまたね~」








「絢。なんかあったか?」



駅のホームで圭介が聞いてきた。

圭介はあたしのことわかるのかな・・・