「どのくらい行くの?」


「ロシア語喋れんの?」



佑香も翔君も冷静になった。





「1ヶ月って先生は言ってた。」



「1ヶ月?」




「長いな・・・」



「圭介。
 言うの遅くなってごめんね・・・」


「いいよ。
 ちゃんと俺のとこに帰って来れば。」



「圭介~」



また抱きついた。






「待ってるからな。」




また優しくなでてくれる。







「田中君すごいね。」



「圭介かっこいいな!
 俺そんな言えるかな・・・・」