「もう一人で抱え込まないこと。」



「・・・・」



「約束してな?」



「うん・・・
 ごめんね。」



「絢が謝るなよ。」



「だっていっぱい圭介たちを傷つけたでしょ?」



「そんなことない。
 それにこうしてそばに居れるんだからいい。」



「・・・ありがと」








あたしたちは夕日が沈む海を見つめていた。



・・・・・幸せだな