俺の顔しか興味ねぇ女の
名前なんか覚えてない。

「優ー、何で春休み
 連絡取れなかったんだよー!」

俺に一番に声をかけた、
光輝が俺に言う。

「そーそー!
 メールしてんのに
 返事ないし。。」

続けて、他の女子や
男子も言う。

「あー、ごめん。
 ケータイ壊れてさ」

その辺も適当にあしらい、
席に座った。

人間というものは、
もちろんのこと
女子もうっとうしいが…

男子もうっとうしい。

どうせ、表面だけの
付き合いのくせに。