「あれ?玲美姉ちゃん?」


後ろから私の名前が呼ばれた。


急いで涙を拭いて
振り返ってみると想斗君だった。


「どうしたの?学校は?」


こんなこと…
私が言える立場じゃないけどね。


でも、聞いてみた。