あたしはメールを打ち終えた。
もう、二度と君へは届かないと知っていても、
メールを書いてしまう自分がいる。

「どうしてだろうね…」

君がいなくなってもう、2年にもなる。


今でも目を瞑ると、君との思い出が溢れ出てくる。
目を瞑ると君に逢える。
忘れない、忘れたくない、忘れられない、
大事な、大事な思い出。





あたしは、目を瞑った。