「さー!!着いたぞー!!ここが今日から我が家だ!!」 タクシーがたどり着いた場所は…何やらご立派な一軒家。 これが…我が家!? 「オトン…冗談やろ…?」 「いや。大真面目だよ。父さんはもう昨日までに荷物全部運んであるしな」 イヤイヤイヤイヤ!! あり得へんって!! 3年前だかにこの苺市に来たときは、オトンボロッボロの格安アパートに住んでたやないか!! それがどないな魔法使うたらこんな立派な一軒家になるねん!!