今は、七代目神子のご時世。



龍族からは、本家に産まれた赤子"蒼龍"と呼ばれる嫡子を跡継ぎとし

二番目に優秀な龍"青龍"を分家から養子にし
神子の御前に挙げた。


鳥族は、街を治める七人の親分衆によって
その街一番の美しくかつ聡明な妓女が選ばれる。


獣族からは、もっとも高き知性と特殊な能力を持った者
または、一族代表者の推薦を受けた者が
選ばれた。



そして、虎族は…