「へ?チョコ?」


最近伸ばしてる前髪からたぁくんの優しい瞳が見えた


「いや…そのちが…くてぇ」


慌てて否定するも手遅れ


たぁくんはなんだか優しい笑顔であたしの頭を撫でてくれた


「なんだ。失敗したの?」

「違うもん…ちょ、ちょっと材料足りなくて」


ついついぶっきらぼうになるあたし


だけど、たぁくんには全部お見通し