「悪い。ちょっと、イジワルしすぎた・・・・・・」




俺は、美奈子を
すっぽり優しく上から包むように抱きしめなおした。




無理に・・・・・・




チョコレートをもらっても、なんの意味もない。




なんのために、俺が美奈子以外のチョコレートを受け取らなかったのか。




好きな子からのバレンタインデーのチョコレート。




絶対、うまいはず。



俺、すっげー




楽しみにしてた




最高級のチョコレート








_