「じゃあ。俺んち、来い」




美奈子が、驚いて目をさらに大きくした。




潤んだ目に、たまらなくキスを落としたい。




俺は、ぐっとこらえた。




「だって、お家の人が・・・・・・」




「平気」




俺は、きっぱりと即答した。




俺は、美奈子の返事を待っていた。




美奈子は、俺にチョコレートを渡す気があるのか?




なにより、知りたいのは美奈子の俺への気持ち・・・・・・








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