すれ違ったまま、時間だけが過ぎていった。
そして、一年が経った。
高校2年生になった。運悪く、遥斗と同じクラスになった。亜妃と翔哉は違うクラスになった。
教室で目が合っても、すぐに逸らした。遥斗を見るのが辛かった。
お昼になると、亜妃がいつも来てくれた。亜妃の優しさだけが救いだった。
「海、お弁当食べよう」
この日も亜妃は来てくれた。
「うん」
海はすごく嬉しかった。一人じゃないんだ。亜妃がいる。それだけで良かった。
「海、なんでそんなに嬉しそうなの?」
亜妃は不思議がっていた。
「ナイショ」
海は笑った。
「変なの」
亜妃は言った。それからいろんな話しをして、盛り上がった。
そして、一年が経った。
高校2年生になった。運悪く、遥斗と同じクラスになった。亜妃と翔哉は違うクラスになった。
教室で目が合っても、すぐに逸らした。遥斗を見るのが辛かった。
お昼になると、亜妃がいつも来てくれた。亜妃の優しさだけが救いだった。
「海、お弁当食べよう」
この日も亜妃は来てくれた。
「うん」
海はすごく嬉しかった。一人じゃないんだ。亜妃がいる。それだけで良かった。
「海、なんでそんなに嬉しそうなの?」
亜妃は不思議がっていた。
「ナイショ」
海は笑った。
「変なの」
亜妃は言った。それからいろんな話しをして、盛り上がった。