しばらく泣いて…

鏡で顔を見ると少し腫れかけた目。

これくらいなら
誰にもバレないよね??

あたしは塾に戻った。
ガラッ

『結華ぁー、遅ーい!!』

『ごめぇん。』

誰もあたしが泣いてたことは
気付いてないみたい。

良かったぁ…。

あたしは帰る準備をした。

『もう帰るの??結華ぁ??』

『うん!
ばいばい』

『ふ~ん…
ばいば~い!!!』

あたしは自転車の置いてある所に行くと
自分の自転車の横の自転車を見た。