「仁菜!!」






話が終わって
アイツが
席に戻っていったのを
確認して


俺は仁菜を呼び止める





「雄平…どしたの?」



まだちょっと
顔が赤い……





お願いだから
そんな顔
見せんなよ~…




「…あのさ、
仁菜アイツと仲良いの?」



「アイツって?」




「ん!アレ。」




アイツのいる方向を
指で指す。


だって名前分かんねぇもん。




「アレって…
ちょっと失礼でしょ!?」




「いいじゃん何だって。

で、



仲良いのか?」