その時、小山隆文、彼が現れたんだ


『止めたまえ…』
しかし、彼の声は小さく小鳥のさえずりのようであった


当然そんな事で、事態は収拾するはずもなく


アイドルの手を離さないファンは、何を思ったか突然
そのアイドルを抱きかかえた


すると小山隆文、一生一代の大勝負
その前に立ちふさがり両手を広げたのである