「せっちゃん見てみて!」



幹部専用部屋に入ると中央に置かれている机の上には拓のポスターやら雑誌やらが沢山置かれてあった。



物珍しそうにそれを見ている、見覚えのない女の子の姿が目に入った。



『…誰?』



…まさか雷龍に私以外の女のメンバーが居る何て思わなかった。



「あっ!


ひょっとして噂のお姫様?」



『お姫様?』



どこから"お姫様"なんて言葉が出て来たのだろうか…。