「えっ、はい?」
「拓の楽屋ってそこ?」
勇悟がスタッフと思われる男の人にきいた。
……タメ口で良いのかと思う疑問は伏せておこう。
「あー
当選者の方ですか?」
「そうそう」
「ちょっと待ってて下さい。」
そう言い残しまた楽屋の中へ入って行った。
どうやら拓の楽屋で合っているらしい……
「ビンゴっ!」
――あの部屋の中に拓が居るんだ……
『ちょっ……勇悟、私トイレに入ってくるねっ』
「うんっ!
早く戻って来ないと拓に会えないかもよ?」
『うん。』
そう言い残しトイレへ向かった――
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…