机の上に広げられていた、まだ予習途中の僕の英語の教科書に、くしゃりと皺が寄りました。


無意識のうちに眉間に皺が寄るけれど、腕を枕にして窓の外を眺めてる水谷さんはそれにすら気づきません。


…嗚呼、不憫だ。


基本的に学用品は(勿論それ以外もですけど)大事に扱う僕なのに。