夏恋にとって、
麻那ちゃんや梓、風真や遥。そして美羽・・・・・・
みんなみんな大切なもの。
でも相手が思うように相手に答えることができないのが夏恋の悩みになっていた。
家族として支えてくれる麻那ちゃん。
いつも隣で笑ってくれている梓。
特別な感情を抱く風真。
愛をくれた遥。
夏恋に生きる希望をくれた美羽。
1人1人に感謝をしている。
だから・・・・・・1人でも裏切るのが怖かったんだ。
夏恋は前進したいと思います。



病院に麻那ちゃんが遥を迎えにいった。
夏恋は中学に行く。
受験も控えて病院になんか行ってられなかった。

勉強時間が全て終わり放課後。
 「梓ばいばい。」
 「ばあい」
挨拶だけして夏恋は寝た。
このまま時間が過ぎないことを祈って・・・・・・。

起きると携帯にメールが2件届いていた。

   遥が家に帰ってきたよ。

麻那ちゃんからの明るいメールと・・・・・・