「でも俺は狼少年だったから近づけなかった。
だからいつも木の陰から見てた。
どうしても近づきたくて。」


そこまで言って
月は黙り込んだ。

「え、そこまで言って続きは?」

「これから言うよ(笑)」

そしてまた話始めた。