「ねぇ、ねぇ」

桜を眺めていると
後ろから声をかけられた

ハァ・・・またか

私は心の中でそう呟く

「なんですか?」

私が振り向くとそこにはいかにもヤンキーです的な女たちがいた


「あんたさぁ、此処でなにやってんの?
ここさぁ、あたし等が今から使いたいんだわ。」

その中でもリーダー格であろう
金髪の女が言ってきた

「桜を見ていただけですけど?」

何かやたら上から目線の言い方にムカついたけど
何とか冷静に返事をした