時は幕末。 時代が新しい未来に向かって大きく動いていたとき。 あなたを知ったその日から、 罪を犯すことを覚悟していました。 ――雪 君となら、何もかもを捨てて、 どこまでも逃げることが出来るだろう。 ――恭次郎 静かに消えた小さな恋がありました。 世界に認められない感情がありました。 確かにそこには、 愛がありました。