「…てか先輩。」
「はい?」
「貴方、単位大丈夫なんですか?こんなんで。」
「うっ…ヤバイ、けど…」
「高1から分かって無いんですよね?」
「…うん、まぁ…」
「…俺、カテキョしましょうか…?」
「え?る、ルイくん…いいの?」
「えぇ、まぁ。」
ヤバイ!何この展開!!
イケメンカテキョ〜←
今まで、咲に勉強頼んでもまったく教えてくれなかったからなぁ…。
凄い助かる…
「あ、そのかわり」
「え?」
「先輩、料理出来ます?」
「う、うん…。」
料理は、唯一の私の特技だしね!!料理しかできないけど笑
「じゃ、代わりに…って言ったらあれですけど、晩ご飯つくってくれません?」
「よ、喜んで!」
「クスッ…じゃ、放課後迎えに行きます。…あ、教室は…」
「2−A、道重初音だよっ」
「分かりました。」
「なんか、ホントにありがとねっ?」
「いえ。」
「じゃあまたっ」
「はい」