その笑顔を見たロキスは冷や汗を掻きながら素直に答える。
「き、嫌いではないが
少々ムカつくところはありますです」
あまりの緊張で語調が変になった。
レセルに指摘されるのかと思いきや…
「ふーん…どんなところが?」
意外にも普通に返されてロキスは唖然とする。
しかし、早く答えないと攻撃されると感じ正直に答えた。
「えっと…住みやすい環境づくりか何だか知らないが、森や草原を壊して家を建て動物たちの生き場所を滅ぼしているからだな。
自覚はないようだが…」
「魔王のくせに慈悲深いんだね」
「悪かったな!」
正直に答えたのに馬鹿にされたので、ロキスは半分泣きたい気分で言い返す。
また雷でも落とされるかと思ったが、レセルは頬杖をつき微かに笑って言う。
「別に良いんじゃない?
慈悲深い魔王が居てもさ」
「え…」
今までの言動からは想像できない事を言われて、ロキスはまたまた唖然とする。
(いかん!!今、可愛いとか思ってしまった!
しっかりしろ!相手は男だぞ!?)
「き、嫌いではないが
少々ムカつくところはありますです」
あまりの緊張で語調が変になった。
レセルに指摘されるのかと思いきや…
「ふーん…どんなところが?」
意外にも普通に返されてロキスは唖然とする。
しかし、早く答えないと攻撃されると感じ正直に答えた。
「えっと…住みやすい環境づくりか何だか知らないが、森や草原を壊して家を建て動物たちの生き場所を滅ぼしているからだな。
自覚はないようだが…」
「魔王のくせに慈悲深いんだね」
「悪かったな!」
正直に答えたのに馬鹿にされたので、ロキスは半分泣きたい気分で言い返す。
また雷でも落とされるかと思ったが、レセルは頬杖をつき微かに笑って言う。
「別に良いんじゃない?
慈悲深い魔王が居てもさ」
「え…」
今までの言動からは想像できない事を言われて、ロキスはまたまた唖然とする。
(いかん!!今、可愛いとか思ってしまった!
しっかりしろ!相手は男だぞ!?)