あれから、1ヶ月とちょっとが経った。
まだまだ残暑が残っている9月の中旬。
放課後をのんびりと教室で他愛ない話をして過ごしていると、突然彩花の携帯が鳴った。
「あ、ごめん。一輝から電話だ。」
そう言って席を立ち、廊下に出ていってしまった。
一人取り残されたあたしは、無意識に空を見上げた。
彩花達あんなに一緒にいるのによくケンカしないなぁ…
流れ行く雲を目で追いながら、そんなことを考えてみる。
付き合って、確か…2年8ヶ月かな?
まじ長~いっ!
だけど!
あたしには、いつか素敵な王子様が現れるもん!
でも…
いつかっていつなんだろう?
ホントに現れるのかな…?
ちょっぴり不安になる。
あたしも、彩花みたいにずっと変わらず好きでいられるような人に早く会いたいな。
「…ず!」
すぅ~
「美鈴っ!!!!!!」
ビクッ!
「はい!」
いきなり大声をあげた彩花に、心臓が飛び出しそうになった。
「急に大声出さないでよ…超びっくりした~」
まだまだ残暑が残っている9月の中旬。
放課後をのんびりと教室で他愛ない話をして過ごしていると、突然彩花の携帯が鳴った。
「あ、ごめん。一輝から電話だ。」
そう言って席を立ち、廊下に出ていってしまった。
一人取り残されたあたしは、無意識に空を見上げた。
彩花達あんなに一緒にいるのによくケンカしないなぁ…
流れ行く雲を目で追いながら、そんなことを考えてみる。
付き合って、確か…2年8ヶ月かな?
まじ長~いっ!
だけど!
あたしには、いつか素敵な王子様が現れるもん!
でも…
いつかっていつなんだろう?
ホントに現れるのかな…?
ちょっぴり不安になる。
あたしも、彩花みたいにずっと変わらず好きでいられるような人に早く会いたいな。
「…ず!」
すぅ~
「美鈴っ!!!!!!」
ビクッ!
「はい!」
いきなり大声をあげた彩花に、心臓が飛び出しそうになった。
「急に大声出さないでよ…超びっくりした~」