1ヶ月後にある県大会に専念する楓君。
メールはまたしてもお預け。
1ヶ月ってこんなに長いっけ?って感じ。
あの時から、あたしの中でグルグル回っている疑問が一つ。
それは、彩花に言われた言葉。
『あんた、楓君とは全然嫌そうじゃなかったね~』
…確かに、楓君といた時は怖くなかった。
てか、逆に沈黙が嫌だったし…
…何でだろう?
………………
どんなに考えても、いつもここで思考回路はストップ!
良く分からないけど、楓君なら大丈夫だったんだよね~
あたしには、まだこれが何なのか理解できなかった。
そして、今日はやっと県大会当日!
前々から、彩花にしつこく応援に行くからと言われていた。
だから、朝から行くはずだったのに…
朝食を食べている最中、よそ行きの恰好をしたママがあたしに言った。
「あ、美鈴!あたし、今から裕子ちゃんと出掛けるから!拓海君よろしくね♪」
「え!無理だよ!あたし、前から出掛けるって言ってたじゃん!」
「どうせ彩花ちゃんとカラオケとか行くんでしょ!」
「違っ…!」
「じゃあ、よろしくねぇ~」
そう言って、化粧台でメイクを始めた。
メールはまたしてもお預け。
1ヶ月ってこんなに長いっけ?って感じ。
あの時から、あたしの中でグルグル回っている疑問が一つ。
それは、彩花に言われた言葉。
『あんた、楓君とは全然嫌そうじゃなかったね~』
…確かに、楓君といた時は怖くなかった。
てか、逆に沈黙が嫌だったし…
…何でだろう?
………………
どんなに考えても、いつもここで思考回路はストップ!
良く分からないけど、楓君なら大丈夫だったんだよね~
あたしには、まだこれが何なのか理解できなかった。
そして、今日はやっと県大会当日!
前々から、彩花にしつこく応援に行くからと言われていた。
だから、朝から行くはずだったのに…
朝食を食べている最中、よそ行きの恰好をしたママがあたしに言った。
「あ、美鈴!あたし、今から裕子ちゃんと出掛けるから!拓海君よろしくね♪」
「え!無理だよ!あたし、前から出掛けるって言ってたじゃん!」
「どうせ彩花ちゃんとカラオケとか行くんでしょ!」
「違っ…!」
「じゃあ、よろしくねぇ~」
そう言って、化粧台でメイクを始めた。