――――――――――――――
こんばんわ!
俺のことは、好きに呼んでいいよ。
俺は何て呼べばいい?
          from 楓
――――――――――――――


何だ…


王子様じゃなかった…


まぁ、当たり前か!



てか、え~!


好きに呼んでいいって一番困る…


山本君?それとも、楓君?


どっちがいいかな?


う~~ん…


いきなり楓君は馴れ馴れしいよね?


やっぱ山本君かな?


…あたしは、何て呼んでもらおう?


立川?立川さん?


下の名前はヤダな…


やっぱ最初は山本君、立川さんでいいよね…?


彩花には悪いけど、そんな長くメールしないと思うし!


メール作成画面を開く。


――――――――――――――
あたしのことは名字で読んで下さい。あたしは、山本君って呼ぶんで!
         from 美鈴
――――――――――――――


こんな感じかな!


よし、送信っと☆


そろそろお風呂入ろぉっと!


携帯をその場に置いたまま、お風呂に入りに下に降りた。


―――――――――――――

―――――――――――


さっぱりしてご機嫌のあたしは、携帯を開いた。


あ、メールきてる!


――――――――――――――
分かった!立川でいいかな?さんって面倒だし。それと敬語も同い年なんだから、やめよ?
          from 楓
――――――――――――――