「こちらこそ宜しく!!」

「…パチパチパチパチ!!!」

「…フーッ…」

真理はみんなが拍手をして祝ってくれているのと同時にローソクの灯を一息で吹き消した…すると、真っ暗だった店の明かりが再び燈されてアキラはヒロと佑一にドリンクを手渡し…

「…真理ちゃんの21歳にカンパーイ!」

「カンパーイ!!」

「…カツン…カツン、カツン…」

…と、みんなでグラスを重ね合わせた。店内に再びグラスの重なり合う音が幸せと共に鳴り響いた…

…そう…このまま、ずっと幸せな時が続くと誰もが思っていた…しかし…