それから何事もなく幸せな日々が続いた。
みんなで花火を見たり祭りに行ったり慎司とデートしたり、たまには沙羅や志帆ちゃんとガールズトークをしたり…志帆ちゃんと拓海くんは付き合ったんだ。
弘樹は沙羅を丹羽さんにとられて寂しそうだったけどポジティブだから俺にもいつかチャンスがくるっ!とか言ってた。
でも…やっぱり崚馬さんのことは忘れられなかった。
今日もいつも通り過ぎていくと思ってた。
夏休み明けの夜
私は1人で街で買い物をしていた。
細い路地を通り近道をして帰ろうとするといきなり視界が真っ暗になった。
私は意識を失った。
目が覚めても視界は真っ暗。
男の声が聞こえる。
「まだかよ」
「もうすぐ来るよ」
「ホントかよ。あいつ最近いつも違う女といるじゃねぇか」
「いや。絶対こいつが南雲の女だ」
南雲って…崚馬さん!?
私は思わず叫ぼうとしたけど口が塞がれていた。
「起きたか」
目隠しを外され口も楽になる。
「崚馬さんは来ませんよ」
怖かったけど男を睨みながらそう言った。
男はニヤリと笑う。
「来るよ」
「来ません!!私は崚馬さんの彼女じゃありませんから!」
「嘘つくな」
「嘘じゃありません」
いきなりバーン!!とドアが開く。
みんなで花火を見たり祭りに行ったり慎司とデートしたり、たまには沙羅や志帆ちゃんとガールズトークをしたり…志帆ちゃんと拓海くんは付き合ったんだ。
弘樹は沙羅を丹羽さんにとられて寂しそうだったけどポジティブだから俺にもいつかチャンスがくるっ!とか言ってた。
でも…やっぱり崚馬さんのことは忘れられなかった。
今日もいつも通り過ぎていくと思ってた。
夏休み明けの夜
私は1人で街で買い物をしていた。
細い路地を通り近道をして帰ろうとするといきなり視界が真っ暗になった。
私は意識を失った。
目が覚めても視界は真っ暗。
男の声が聞こえる。
「まだかよ」
「もうすぐ来るよ」
「ホントかよ。あいつ最近いつも違う女といるじゃねぇか」
「いや。絶対こいつが南雲の女だ」
南雲って…崚馬さん!?
私は思わず叫ぼうとしたけど口が塞がれていた。
「起きたか」
目隠しを外され口も楽になる。
「崚馬さんは来ませんよ」
怖かったけど男を睨みながらそう言った。
男はニヤリと笑う。
「来るよ」
「来ません!!私は崚馬さんの彼女じゃありませんから!」
「嘘つくな」
「嘘じゃありません」
いきなりバーン!!とドアが開く。