誰かが走っていくのを金髪の人が追いかけている。
その後ろから赤や茶色の髪の人が追いかけていた。
なんで…不良が…?
「おぉ!優梨!俺ら同じクラスだよ!」
弘樹がそう叫ぶ。
「ホント!?やったぁ!遊助は?」
「俺は沙羅と同じ。離れちゃったな」
「でも隣のクラスじゃん!」
私たちはそれぞれのクラスに移動した。
フレンドリーな弘樹はさっそく隣の席の子や前後の席の人と話している。
私は隣の席の人がまだいないので思いきって後ろを向いてみた。
うわっ綺麗な人…。
「あの…私、桜庭優梨です」
その人はにっこり笑う。
笑うと子供っぽいな。
「私、相田志帆!よろしくね優梨ちゃん!」
「よろしく!」
志帆ちゃんと話して盛り上がっていると担任がきた。
「小林大悟だ!よろしくなー」
小林先生が出席をとり始める。
「小川!」
そのときガラッとドアが開く。
「何?」
さっきの赤い髪の人だ。
「なんだお前その髪は!」
「あぁ似合ってるだろ?オレンジかどっちにしようか迷ったんだけどよ」
先生にフツーにタメ口。
しかも一年なのに腰パンでボタンも全部開けてピアスも何個もしている。
「とにかく席につけ!」
「どこ?」
「お前は…桜庭の隣だな。そこ」
先生は私の隣を指さす。
えぇ!!私の隣…?
小川くんは私の隣の席に座る。
うわ…よく見たらすごい美少年!
肌もきめ細かくて鼻も高くて…。
「何?」
小川くんは不審そうに私を見る。
「俺に見とれんなよ。かっこいいのはわかるけど」
ちょーナルシスト!!
「小川くんの髪の色キレイだね」
私は思わずそう口にしていた。
「…あぁ。やっぱ似合ってんだろ?」
小川くんは嬉しそうに笑って髪にさわる。
なんか可愛い…。
「そこ!静かに!」
「すいません…」
体育館に移動して入学式が始まる。
その後ろから赤や茶色の髪の人が追いかけていた。
なんで…不良が…?
「おぉ!優梨!俺ら同じクラスだよ!」
弘樹がそう叫ぶ。
「ホント!?やったぁ!遊助は?」
「俺は沙羅と同じ。離れちゃったな」
「でも隣のクラスじゃん!」
私たちはそれぞれのクラスに移動した。
フレンドリーな弘樹はさっそく隣の席の子や前後の席の人と話している。
私は隣の席の人がまだいないので思いきって後ろを向いてみた。
うわっ綺麗な人…。
「あの…私、桜庭優梨です」
その人はにっこり笑う。
笑うと子供っぽいな。
「私、相田志帆!よろしくね優梨ちゃん!」
「よろしく!」
志帆ちゃんと話して盛り上がっていると担任がきた。
「小林大悟だ!よろしくなー」
小林先生が出席をとり始める。
「小川!」
そのときガラッとドアが開く。
「何?」
さっきの赤い髪の人だ。
「なんだお前その髪は!」
「あぁ似合ってるだろ?オレンジかどっちにしようか迷ったんだけどよ」
先生にフツーにタメ口。
しかも一年なのに腰パンでボタンも全部開けてピアスも何個もしている。
「とにかく席につけ!」
「どこ?」
「お前は…桜庭の隣だな。そこ」
先生は私の隣を指さす。
えぇ!!私の隣…?
小川くんは私の隣の席に座る。
うわ…よく見たらすごい美少年!
肌もきめ細かくて鼻も高くて…。
「何?」
小川くんは不審そうに私を見る。
「俺に見とれんなよ。かっこいいのはわかるけど」
ちょーナルシスト!!
「小川くんの髪の色キレイだね」
私は思わずそう口にしていた。
「…あぁ。やっぱ似合ってんだろ?」
小川くんは嬉しそうに笑って髪にさわる。
なんか可愛い…。
「そこ!静かに!」
「すいません…」
体育館に移動して入学式が始まる。