邪魔だ、消えろ



神戸との2ショット写真























犯人は









神戸のことが好き?
























…………………………………










「あはは……んなわけねー。誰があんな三つ編み地味女………」
















『修平くんはそんなんじゃなくて…………』




『修平やけど』





























まさか










「アイツ?」










だとしたら本当のねらいは、俺を消すことじゃなくて










神戸を手に入れること。













あーもーっ!
なんで気づかなかったんだろ………!







俺はその場から走り出すと中等部に向かった。






胸騒ぎがする…







神戸のことだ…




いつもなら時間通り来るはずだし、




来れないなら来れないで連絡を寄越すはず。






…………………待てよ?





さっきのことが引っかかって俺と会いにくいって可能性はないか?







…………………………………






だとしてもメールくらいは寄越すよな…






中等部に入り、神戸のクラスを目指す。



廊下を走っている間に何10人かに声をかけられたような気がしたけど全部シカトした。



教室のドアをガラリと開けると全員の視線が一斉に俺へと注がれた。