「のたおは軍国主義者なのか?」

「戦死する事を美化しすぎていないか?」

「次々と軽々しく死なせて、キャラクターに愛情を持ってないのか?」

もしこれらの質問があったとしたら、全て『NO』とお答えします。



小説である以上、楽しんで読めるように演出はしています。

しかし、僕に出来る限り『リアルな戦争』を描いたつもりです。

イケメンや萌えな女の子がカッコいいロボットに乗り、悪を滅ぼす。

そんな戦争は、残念ながら現実にはありません。

物語として楽しめつつ、現実に近い戦争描写を。

今回の作品の目的はそれです。

命が軽々しく消えていく。

ほんの60年70年前の太平洋戦争で、こんな事実は本当にありました。

命を命とも思わず、兵器の一部として扱い、敵を倒す為だけに死なせる。

悲しい事に本当にあった事実です。



この作品を読んだ後に、ほんの数分でも、そんな事にも思いを馳せていただければ。

そんな風に思います。