いつもどうりの朝

今日も学校に行く。

教室に入り、自分の席へと向かう。

ふと横を見るといつもはないはずの隣に

机が置いてあった。

[誰のだろ?]

そんなことを思っていると朝礼が始まった。

「みんなおはよー」

あたし達のクラスの先生はとてもフレンドリーな人だ。

生徒から人気のある石田先生。

「今日は転校生を紹介するわね」

「まじっ!?」

「男?女?」

「まぁまぁ、今から紹介するから★じゃあ神谷くん入って」

ガラッッッ



それが、神谷瑞希との出会いだった。

神谷くんはキレイな顔をしている。

美形ってゆう言葉がよく似合う。




神谷くんがこの学校に来て一週間たった。

でも神谷くんには誰も近寄らない。

それは、神谷くんが人を嫌うから。

転校してきた日

神谷くん狙いの女の子がさっそく話かけていた。

「ねぇねぇ今日の放課後一緒に遊ぼー」

「カラオケとか行こうよー」

「・・・・・・・・」

「瑞希聞いてる?」

「・・うるさい」

「はっ?」

「うるさいって言ってんの」

「なにそれ」

「話しかけんなよ。つか、なに呼び捨てとかしてんの?」

「カンジわるー」

「もういいよっ行こ行こ」

女の子でも男の子でもそんなカンジの態度をとるから、

だんだん、みんな話かけなくなったんだ。