「ぴぎゃ!」

俺は、開けた途端に尻餅をついてしまった。何故なら開けた瞬間に靴底が目の前にあったから。

「ん?開いたのか?せっかくぶち壊してやろうと思ったのにな」

「……だぁれ?」

俺は尻餅をついたまま顔をその人に向けた。瞬間、彼は俺を見て後ろに飛び退いた。

「うおおおお!!!???なんだ!びっくりしたな!何で餓鬼がいるんだ!」


なんと彼は今更自分の存在に気が付いたらしい。