枕元にはネズミのぬいぐるみが置いてある。

彼と俺は一緒に眠るが、彼は必ず俺より先に起きて俺の気付かない内に部屋を出てってしまう。
それでも寂しくないようにこのぬいぐるみはここにおいてある。小さいので対して邪魔にならないので彼も何も気にしない。


そして今日もそんな日常を送るのだと思っていた。


だが、やはりその訪問は突然だった。