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 ヨドミちゃんのまっすぐな視線と俺の視線がぶつかった。

澄んだ瞳、キュッと引き結んだ唇。

かわいい・・・けれど、非常に残念な思考の持ち主だ。

「ヨドミ、お前はアホの女の子だ」

ボスは言った。

「うん、知ってる。だからケンちゃんが一生めんどう見て」

ヨドミちゃんの言葉にも表情にも、迷いはない。

ボスはヨドミちゃんのまっすぐな告白をどう受け取ったのか、それには返答せずにポテチの袋から一枚取ると、口元に運んだ。

そして裏声になりながら下手な腹話術を披露した。

「ひあぁ゛あ゛ぁ゛ぁぁ゛ッ!う゛まい゛~ッ!」

なにしてんだ、この人。

俺の隣でヨドミちゃんが驚愕の表情で口をぽかんと開けて、小刻みに体を震わせた。

「ケ・・・ケンちゃん、それ当たりだよ・・・やっぱり、生きてるポテチがいたんだ・・・」

ヨドミちゃん・・・かわいいのに・・・