12
ヨドミちゃんのまっすぐな視線と俺の視線がぶつかった。
澄んだ瞳、キュッと引き結んだ唇。
かわいい・・・けれど、非常に残念な思考の持ち主だ。
「ヨドミ、お前はアホの女の子だ」
ボスは言った。
「うん、知ってる。だからケンちゃんが一生めんどう見て」
ヨドミちゃんの言葉にも表情にも、迷いはない。
ボスはヨドミちゃんのまっすぐな告白をどう受け取ったのか、それには返答せずにポテチの袋から一枚取ると、口元に運んだ。
そして裏声になりながら下手な腹話術を披露した。
「ひあぁ゛あ゛ぁ゛ぁぁ゛ッ!う゛まい゛~ッ!」
なにしてんだ、この人。
俺の隣でヨドミちゃんが驚愕の表情で口をぽかんと開けて、小刻みに体を震わせた。
「ケ・・・ケンちゃん、それ当たりだよ・・・やっぱり、生きてるポテチがいたんだ・・・」
ヨドミちゃん・・・かわいいのに・・・
ヨドミちゃんのまっすぐな視線と俺の視線がぶつかった。
澄んだ瞳、キュッと引き結んだ唇。
かわいい・・・けれど、非常に残念な思考の持ち主だ。
「ヨドミ、お前はアホの女の子だ」
ボスは言った。
「うん、知ってる。だからケンちゃんが一生めんどう見て」
ヨドミちゃんの言葉にも表情にも、迷いはない。
ボスはヨドミちゃんのまっすぐな告白をどう受け取ったのか、それには返答せずにポテチの袋から一枚取ると、口元に運んだ。
そして裏声になりながら下手な腹話術を披露した。
「ひあぁ゛あ゛ぁ゛ぁぁ゛ッ!う゛まい゛~ッ!」
なにしてんだ、この人。
俺の隣でヨドミちゃんが驚愕の表情で口をぽかんと開けて、小刻みに体を震わせた。
「ケ・・・ケンちゃん、それ当たりだよ・・・やっぱり、生きてるポテチがいたんだ・・・」
ヨドミちゃん・・・かわいいのに・・・