ヨドミちゃんはボスを追いかけながら食い下がった。

「あやまってないじゃん。ちゃんとおやすみメール返してよ」

「だってヨドミのメールめんどっちーんだもん。寝る前に私のかわいさを30字以内で述べなさい、とか要求するじゃん。どう思うユウちゃん?」

いや、それはちょっと・・・

俺が否定的な意見を言う前に、ヨドミちゃんがかわいらしい不機嫌な表情で俺を振り返った。

「まあ・・・女の子らしいんんじゃないんですか?」

「ユウちゃんわかってるねー。ほら、ケンちゃんも見習いなよ」